Column

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木原 健志

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July 14, 2025

コミュ力と仕事力を身に着けたければ、行きつけの居酒屋・バーを作れ!

家と会社の往復だけでは出会えない価値観や知識を、行きつけの居酒屋・バーづくりを通じて手に入れる方法をご紹介。 常連になるプロセスでコミュニケーション力を鍛え、クライアントとのアイスブレイクやマネジメントに活かす具体的なコツをまとめました。

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はじめに ─ カウンター越しの世界へようこそ

「最近、新しい刺激が足りないな…」と感じていませんか?もしそうなら、最寄り駅の小さな居酒屋やバーが、その悩みを解決してくれるかもしれません。カウンター席に腰掛け、常連同士が交わす何気ない会話に参加するだけで、ビジネス書には載っていないたくさんの有益な情報・経験を得られることができます。


なぜ行きつけを作るのか ─ 3つのメリット

  • ①知識の宝庫
  • 異業種の人との会話から、思わぬ業界知識やライフハックが得られます。
  • ②コミュニケーション力の向上
  • 注文一つ取っても目配せが必要。マスタや常連の性格に合わせて、自然と言葉選びや距離感の取り方が磨かれます。
  • ③ビジネスへの波及効果
  • クライアントとのアイスブレイクや、マネジメントの疑似体験として機能します。


行きつけを作る3ステップ

  • ① 近所を開拓 ─ 家から徒歩圏で気になる店をリストアップし、幅広くトライ。
  • ② 1週間に3回は通う ─ 高頻度で顔を出せば、スタッフに覚えてもらうのは簡単です。
  • ③ カウンター席を確保 ─ 個人経営でカウンターメインのお店がベスト。距離が近い分、自然と会話が増えます。


トラブルを防ぐスマートな振る舞い方

お酒の席は楽しい反面、油断するとトラブルの温床にも。

以下を意識して永続的なホームグラウンドを守りましょう。

  • 節度を守り、酔いすぎない(チェイサーは水が基本)。
  • 政治・宗教・野球といったセンシティブな話題は深追いしない。
  • 店のルール(席料やラストオーダー)をリスペクト。


下戸でもOK!ノンアル派の攻略法

「お酒が飲めないから無理…」とあきらめる必要はありません。

ノンアルカクテルやクラフトジンジャーエールを注文しつつ、会話で場を温めると、むしろ『飲めないのに楽しめる人』として一目置かれます。

苦手分野に挑戦する姿勢は、ビジネスでも大きな信頼を生みます。


行きつけが仕事に直結する瞬間

マネジメントコンサルティングでは、多様な知識を総動員し、クライアントをリードする力が求められます。

常連になる過程や、新規のお客さんを常連にする過程で培われる

・初対面の壁を壊す技術

・相手のニーズを汲み取る観察眼

・場を回すファシリテーション

は、そのまま会議室でも発揮可能。プライベートの楽しみが、そのままプロの武器になるわけです。


まとめ ─ カウンター越しの出会いがキャリアを変える

行きつけの居酒屋・バーは、単なる憩いの場ではなく、知識・人脈・コミュ力を同時に育てる最高の“学び場”。

さっそく今週、気になるお店に通ってみてはいかがでしょうか?あなたのキャリアを一段引き上げるヒントが、カウンターの向こうで待っています。

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木原 健志
Director

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